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アクタージュ act-age、8/11発売の週刊少年ジャンプで連載終了

 

去る8月8日、『アクタージュ act-age』の原作担当であるマツキタツヤ氏が逮捕されました。

編集部ではこの事態を非常に重く受けとめて、事実確認のうえ、作画担当の宇佐崎しろ先生と話し合いを持ちました。その結果、『アクタージュ act-age』の連載をこのまま継続することはできないと判断いたしました。
8月11日(火)発売の「週刊少年ジャンプ36・37合併号」の掲載をもって、連載終了といたします。

これまで多くの読者の皆様に応援していただいた作品をこのような形で終了することになり、編集部としても非常に残念でなりません。しかしながら、事件の内容と、「週刊少年ジャンプ」の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました。
ご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

編集部はもとより、宇佐崎先生は断腸の思いをなさっていますが、先生をサポートし、また作品を作っていけるよう励んでまいります。
なお、コミックス等の関連刊行物やイベント等各種企画につきましては、関係各所とも協議のうえ、決まり次第お知らせいたします。

 

コンビニではすでにジャンプが並んでいて読んだら来週号の予告が載っていました。だから本当に急転直下の出来事なのかと。

2002年に島袋光年が逮捕された際も「世紀末リーダー伝たけし!」は連載終了となり、その3年後の2005年に別媒体のスーパージャンプで連載が再開する出来事もありました。しかし「たけし」は作者がひとりだったからできたことで、「アクタージュ」は原作者(ストーリー担当)と作画が別で、簡単に連載を再開できるものでもないと思います。一定程度の以上の時間を置いた上で原作者が原作者としての権利を手放す、もしくは作画の方が原作者の謝罪を受け入れた上で再出発する、どちらも簡単な道ではないかと。

個人的にはようやくこの作品をしっかり読み始めたタイミングだっただけにショックでした。音楽で不祥事を何度も眺めてきたからこそそう思うのですが、原作者が罪を犯そうと作品には罪はないので、どうにか多くの人にとって幸福な落着点を見つけられることを、そして被害者の罪がほんの少しでも癒えることを願っています。